ざっくり3行でいうと
- NHK料金を居留守や張り紙で断り続けている人の危険性について解説します。
- 一人暮らしで節約方法について迷っていたならNHK料金を節約するのが手です。
チューナーレステレビに切り替えれば年間24,000円以上も節約できます。 - NHKを解約した後、インターネットテレビを使った動画コンテンツの楽しみ方について解説しています。
地上波のコンテンツを無料で楽しむことができます。もちろんNHK受信料は不要です。
2022年12月11日 追記
ニュースサイトによると NHKは2023年4月のテレビ設置から受信契約申し込みまでの期限や、受信料未払い者に対するの割増金に関する放送受信規約の認可申請を行ったと発表しています。
NHKは6日、契約の申込み期限や割増金などを定めた受信規約の変更案を議決し、総務大臣に認可申請を行なった。認可が認められれば、2023年4月から、“受信機の設置の月の翌々月の末日まで”とする申込み期限が新たに規定されるほか、悪質と判断された受信料未払い者に対し“2倍”の割増金が請求される。
NHK、受信規約変更を認可申請。来年4月から未納者への2倍割増金運用へ(AV Watch)
今の賃貸に引越してから3ヶ月経ったある日、ドアのノックと「お届け物で~す」と声がしたので出てみたら・・なんとNHK!
こういった経験ありませんか?
皆さんの中にはNHKだと分かった瞬間にドアを閉めて追い返した経験のある人や、反対に居留守で追い返したけど このままず~っと追い返してても大丈夫なの?と
漠然とした不安を持っている人もいると思います。
そこで今回は
- NHKと契約しない事の危険性
- 受信料を払わなくて済む方法
- NHKとの契約の解約の方法
- 一人暮らしに最適なインターネットテレビの楽しみ方
について解説します。
これを読見終わった頃には
NHK受信料を節約できることが分かり、さらにNHKの来訪に怯えることもなくなっているはずです。
最後までよろしくお願いします。
居留守は有効な手段ではない
NHKに対して居留守は良い方法ではありません。
ではNHKの料金を支払わなくてすむ最良な方法とは何でしょうか?
それはテレビを捨てる事です。(完了!)
ごめんなさい。皆さんそんなこと知ってますよね。
本当に知りたいのは「テレビがあっても受信料を支払わなくて済む方法」と「居留守で本当に大丈夫なのかどうか」 だと思います。分かってます。
しかし昨今の法改正の状況を見ると 居留守や撃退張り紙、その他裏技を使ってNHKを追い返すことが良い方法ではないことが分かります。
理由は次の通りです。
- 法改正で期限までに受信契約の申し込みを行わないテレビの設置者に対する割増金制度の導入が盛り込まれた
- 居留守を使ってもテレビの設置がバレる場合がある
法改正でテレビ設置者に対する割増金制度が盛り込まれた
テレビがあるのにNHKと契約していない事は今やそれだけでリスクなんです。
NHKとの契約に関する法律は放送法64条1項で定められています。
放送法64条1項
「協会の放送を受信することのできる受信設備を設置した者は、協会とその放送の受信についての契約をしなければならない」
つまり、テレビ(受信設備)があるにも関わらずNHKと契約しないのは違法なんです。
しかしこの規定には重要な点があって、違反しても罰則がありません。
罰則もなく、契約を結ばない限り受信料の支払い義務が発生しないので 居留守や張り紙等の方法論が数多く語られてきました。
しかし最近では テレビがある状態でNHKの契約を拒否し続けたり、居留守を使ってやり過ごしていると最悪の場合NHKより訴えられます。
具体的には 放送受信契約の未契約者に対する提訴(民事訴訟)です。
また、2022年6月の法改正では正当な理由なく期限までに受信契約の申し込みを行わないテレビの設置者に対する割増金制度の導入が盛り込まれています。
つまり、今までの語られてきたやり方で対処していては危険という事です。
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参考NHKと受信料契約をしないとどうなるのか!節約は可能?
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居留守を使ってもテレビ設置がばれる場合がある
ケーブルテレビや光回線のテレビサービスに加入してしばらくたった後に今まで来た事のなかったNHKが訪問してきた!といった事例が検索すると数多く出てきます。
情報を知ってるのか、たまたま来ただけなのかは分かりませんが今まで数多く語られている
「居留守を使えばテレビの存在が確認できないので訴えられない」
という意見を鵜呑みにするのが危険なのは理解できると思います。
それでもテレビは見たい!
NHKと結ぶ受信契約から法的に解放されるには テレビを処分するしか方法はありません。
じゃ~テレビは観る事ができなくなると困る!と考える人も居ると思いますが、安心してください。方法はあります。
インターネットテレビに移行すれば違法性なしに(受信料不要で)地上波放送を楽しむことができます。
注意点としてはインターネットテレビを導入しただけではNHKとの契約の義務から解放されません。
皆さんに気付いてほしいのは、NHKを追い返す方法に苦心するより、合法的(受信料不要)にテレビの見れる環境に移行した方が安心できるという事です。
壊れてもいないテレビを 廃棄または処分 しなければならないなんて・・!と抵抗を感じるとは思いますが ここをクリアしない限り、NHKの来訪に怯えつづける事になります。
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一人暮らしならNHKを解約した方がいい理由
一人暮らしならNHKを解約した方がいいです。
もちろん4人家族でも解約によって固定費が節約できますが一人暮らしの場合とは節約の度合いが異なります。
大きな理由は次の通りです
NHK受信料は世帯単位なので1人暮らしでも4人家族でも受信料が同じ
学校や仕事から帰ってきて寝るまでの間の1日4時間しかテレビを観られない1人暮らしのあなたと、1日を通して誰かがテレビを観ている4人家族と受信料は同じなんです。
とても不公平な感じがしますよね。
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参考一人暮らしなら節約の為に NHKを今すぐ解約した方がいい4つの理由
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テレビを処分した後はインターネットテレビを楽しもう
NHKを解約した後は、インターネット上で配信されている動画コンテンツを楽しみましょう!
方法としては チューナーレステレビを購入するのが手っ取り早いですが余っているパソコン用モニターを持っているなら、Fire Tv StickやChromecast with Google TV を使う手もあります。
外部リンク 32型チューナーレス ネット動画専用スマートTV
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Fire Tv Stickをモニターに接続して有効活用。音の問題も解決できる。
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NHKの解約方法
NHK受信料を節約すると決めたら、あなたが最初にしなければいけないことは何でしょうか?
NHKに電話・・・ではなくテレビを処分する事です。
壊れてもいないテレビを 廃棄/処分 しなければいけないのは抵抗があると思います。
しかし、テレビがある状態ではNHKを解約する事はできません。
なぜなら解約の手続を行う時にNHKからテレビを処分した証明書の提示を求められるからです。
おすすめのテレビを処分方法
テレビを処分する方法のおすすめはリサイクルショップに売却する事です。
大手リサイクルショップ(ハードオフ)では無料出張買取を行っている所もあり 大型のテレビを運ぶ場合でも手間と費用ががかかりません。
また売却したことを証明する「譲渡・領収明細」を発行してくれるので、これを廃棄証明として使用できます。
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具体的な解約手続きについて
NHKの公式HPに 「放送受信契約の解約」が書かれています。
外部リンク:放送受信契約の解約
解約の条件や手続き方法が簡潔に書かれているので読みやすくはなっているのですが簡潔すぎて 具体的な手順がよく分かりません。
手続きの大まかな流れや電話口で何を聞かれるのかについては別の記事で解説しているのでこちらをご覧ください。
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NHK解約後もテレビが観たい!その方法とは?
NHK解約後もテレビが観たいならチューナーレステレビへの買い換えが1つの答えです。
NHK受信料が不要なので固定費の節約につながります。
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スマホがあればチューナーレステレビを今すぐ体験できる
NHK受信料が不要なチューナーレステレビですが、いったいどんな番組が見れるのか気になると思います。
何が見れるか分からないのに購入なんてできませんが確かめる事は簡単にできます。
チューナーレステレビの中身は Android です。
お使いのスマホがAndroidなら(画面は小さいですが・・)チューナーレステレビを体験する事ができますよ!
大きな違いはリモコンで操作するか、指で操作するかの違いです。
具体的には・・
今までテレビで見ていた地上波を観たければ TVer
最新のニュースを観たければAbemaニュースチャンネル
天気予報が見たければ、ウェザーニュース(Youtube)
観たい動画コンテンツのアプリをインストールするだけです。
今回紹介したコンテンツは全て無料のものばかりですが従来のテレビから切り替えには十分すぎるコンテンツ量です。
一人暮らしにピッタリなチューナーレステレビとは
今回一人暮らしのにオススメな30インチのチューナーレステレビを選びました。
価格も 25,000円 前後 でNHK受信料の約1年分に相当するのでNHKの解約1年後にはペイできる価格になっています。
外部リンク 32型チューナーレス ネット動画専用スマートTV
NHKの解約1年後にはペイできるとはいってもポンと出せる金額ではありません。
下記のリンク先でおすすめの買い替え方法について解説しています。
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チューナーレステレビを観るなら通信量には注意
インターネットテレビを観るには当たり前ですがネット接続が必要です。
画質にもよりますが、1時間当たり1Gbyteの通信量は想定しないと綺麗な画質を楽しむことができません。
もしスマホだけでインターネットテレビを楽しむ場合は通信量が無制限のプランを持つ楽天モバイルがおススメです。
その他にも注意点もあるので詳細は下記の記事を参考にしてください。
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参考Fire TV Stick をテザリングで観ると通信量はどれくらい?
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固定回線があればより快適にインターネットテレビを楽しめます
テレビを処分し、インターネットテレビへの移行を本気で考えているなら家の固定回線を用意してもいいでしょう。
家の固定回線でWiFiを使用すれば、スマホのギガを節約する事も可能です。スマホの通信プランを下げる事も可能なので、節約も期待できますね。
賃貸で一人暮らしなら Rakuten Turbo がおススメです。
工事は不要で、申し込み後に届いたルーターの電源を入れるだけで使用できます。
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楽天モバイルからホームルーター Rakuten Turbo5G が発売。料金やキャンペーン情報を解説
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まとめ
今回はNHK受信料を居留守や張り紙で断り続ける事の危険性とNHKとの解約を前提としたテレビの処分方法。
そしてNHK受信料が不要でも楽しむことができるチューナーレステレビについて解説しました。
従来型のテレビがあるにもかかわらずNHKと契約していないのは最悪の場合、訴えられる可能性があるので居留守や張り紙で断り続けるのは良い方法とは言えません。
今回紹介したチューナーレステレビは1人暮らしの人にピッタリな32インチのモデルです。
価格も 25,000円 前後 でNHK受信料の約1年分でペイできる計算です。
1ヶ月当たりたった2,000円ですが、毎月の固定費から2,000円を節約するのは実は大変な事なのでチューナーレステレビに切り替える事で節約の大きな一歩を踏み出したことになります。
最後まで読んで頂きありがとうございます。
良いチューナーレステレビライフを!