節約をいざやろうとした時いったい何から始めたらいいんだろうと思ったことはありませんか?
今回の記事では総務省統計局の家計調査の平均値と あなたの支出内容を比べる事で
「いったい どこから節約を始めたら効率がいいのか!」を紹介します。
節約の第一歩を間違えないだけで悪く言えば1円2円を追いかける「無駄な努力節約」からより生活に直結する「意味のある節約」にシフトできると思います。
ぜひ最後まで読んでみてください。
みんな1ヶ月にいくら使ってるの?家計調査の平均値を紹介
下記の表は政府の発表している家計調査から勤労者の単身世帯(一人暮らし)の1ヶ月の平均支出金額を表したものです。
用途分類 | 支出金額 |
食費 | 40,235円 |
住居費 | 30,525円 |
光熱/水道費 | 10,405円 |
家具・家事用品 | 5,377円 |
被服及び履物 | 6,374円 |
保健医療 | 5,714円 |
交通 | 3,829円 |
通信 | 8,673円 |
教養娯楽 | 17,921円 |
その他の消費支出 | 29,077円 |
この表の住居費を見て、え~みんなこんな安いところに住んでるの? と思った方。
ポヨヨンも最初そう思いました。
でもこの数値は持家の人も含まれているので平均は約30,000円なのです。
民間の賃貸の家賃平均は「住宅・土地統計調査 住宅及び世帯に関する基本集計」(平成30年)からもとめることができます。
一人暮らしの一般的な広さの目安になる1DK(専有面積35㎡)の1ヶ月の賃料が58,788円と計算できました。
肌感覚的に納得できる家賃なのではないでしょうか。
ここでは一人暮らし住居費の平均は30,000円 賃貸に住んでいる人は60,000円が1つの目安となります。
どこから節約を始めたらいいかに対する2つの答え
平均値と比較して無駄な項目を探そう
どこから節約を始めたらいいかという1つの答えは
この平均値と比較して多く支出している項目から手を付ける事です。(*医療費を除く)
はっきりとした理由もなく平均値から3割も多く支払っている項目があったら狙い目です。
支出の多い項目に節約のメスを入れよう
もう1つの答えは支出上位の食費と住宅費に節約のメスを入れる事です。
食費と賃貸の家賃を合わせると月10万円弱です。この費用のたった1割節約できるだけで月1万円にもなります。
家賃を節約したい場合
先に計算した結果から、一人暮らしの家賃の平均は約60,000円なので
支出項目の中で1か月に最も多く支払っています。
仮に10%の節約を成功させただけで月に6,000円の余裕が生まれます。
支出が10000円以下の項目ではこの金額の節約は不可能だと思いますので
金額の大きいところから始めるのが正解です。
具体的な節約の方法ですが
大家さんに掛け合って家賃の値下げ交渉を行う方法もありますが引越しを行うのが最も合理的です。
- 手取り給与の3割以上の家賃の賃貸に住んでいる
- 今の物件選びの時に背伸びしてしまった
こんな場合は引越しによって今より生活が楽になりますよ。
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食費を節約したい場合
住居費に続いて2番目に支出が多いのが食費です。
1ヶ月の平均支出は40,235円で 1日当たり1,341円(30日換算)です。
食費を節約する場合「自炊」が最も効果のある方法ですが
言うまでもなく一人暮らしだと これがなかなかハードルが高く継続することも難しいです。
一人暮らしの分かっていても出来ない事の1つですね。
自炊を簡単に始める3ステップ
1、主食のご飯は家で炊く
2、おかずは食材宅配サービスを使い温めて食べる
3、寝坊した時や帰宅が遅くなる時は無理せず外食(コンビニ)で!
4、「宅食」に慣れてきたら、スーパーの食材購入にもチャレンジ
1、主食のご飯は家で炊く
3合炊きの炊飯器なら1食分の炊飯も可能です。
無洗米なら冬の面倒なコメ研ぎも不要で、コメと水の量でおいしく炊き上がりますよ。
2、おかずは食材宅配サービスを使い温めて食べる
栄養バランスの整った調理済み冷凍食材を利用しましょう。
温めたらすぐに食べられますし、冷凍庫にストックもできるのでいつでも食べられる安心感がありますね。
まずは味見もかねてお試しセットを注文してみるのも手ですね!
おススメ食材宅配サービスは「わんまいる」です。
3、寝坊した日や帰りが遅い日は無理せず外食(コンビニ)で!
スイッチ1つとはいえご飯を炊くのも時間がかかりますし、仕事でくたくたの身には温めるだけの食事でも面倒なのは事実です。
仕事が忙しく帰宅の遅いときは外食ですませて自分の時間の確保しましょう。
4、「宅食」に慣れてきたらスーパーの食材購入にチャレンジ
家で食べる「宅食」に慣れてきたら、スーパーの食材購入にチャレンジしましょう。
スーパーの利用頻度を増やせば食費の支出を安く抑えることができますよ。
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まとめ
一人暮らしの1か月の消費支出の平均を項目別に洗い出しました。
平均とじぶんの支出を比較し平均より多く支払っている部分から
節約を始めると効率がいいです。
また住居費と食費が相対的に高いのでここにメスを入れるのも手です。
さぁ!節約を始めてみましょう。
最後まで読んでもらいありがとうございます