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寒い冬にエアコン暖房が効かない!
夏の冷房は効くのにどうして?

冬にエアコン暖房 が効かない!どうして

ざっくり3行でいうと

一般家庭の冬場の高熱費はエアコンが一番割安

夏の冷房は効くのに冬の暖房が効かない理由とは

カタログ上の暖房能力のチェック項目を解説

暑い夏にエアコンの「冷房」で涼しくなるのに冬の「暖房」ではぜんぜん温かくならなくて寒い。

そんな経験はないでしょうか?

今回は冬のエアコン暖房が効かない原因と、暖房器具としてエアコンを選ぶ際の注意点について解説します。

いきなり結論

夏は涼しいのに冬のエアコン暖房が寒い理由は暖房能力が不足しているからです。

冷房能力は部屋にマッチしていても暖房能力が不足している為に冬が寒いのです。

そして暖房器具としてエアコンを選ぶ時や比較する際は、カタログに記載してある「低温暖房能力」をチェックしましょう。
*この数値が暖房能力を表す数値です。

エアコン暖房を使えば冬の暖房費を75%もカット!

灯油

一番熱効率のいい暖房器具はエアコン暖房です。

石油ファンヒーターからエアコン暖房に切り替えた場合単純計算で暖房費が4分の1になります。

エアコンでは空気の入れ替えが不要ですし1度単位の温度設定が可能なので実際にはもっと差が開くと思います。

冬の光熱費を節約したいならココは押さえておきたい所です。

neko
電気代(光熱費)を節約して寒い冬を乗り切る方法

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エアコン暖房は決して寒くはありません

エアコン暖房は決して寒くはありません

よく考えると自宅以外の建物の暖房器具はエアコンばかりです。

病院やショッピングモール、映画館。どこも石油を燃やした臭いはしないし寒いと感じることもありません。

夏と冷房と同じく冬の暖房もエアコンが担っているんですね。

選ばれている1番の理由は先にあげたようにエアコンの暖房コストが安いからに他なりません。

家庭用エアコンは冷房器具として選ばれている

家庭用エアコンは冷房器具として選ばれている

家電量販店がエアコンのフェアを行う時期が6月頃からです。

また猛暑で買換え需要が増え、取付工事の予約が埋まって今購入しても取付工事は1か月後!なんてニュースが流れるのも夏です。

つまり、売る側も買う側も主目的は冷房用という事です。

家庭用のエアコンは圧倒的にローコストモデルが売れている

購入の約70%が価格の安いローコストモデルです。

その為各メーカー共にローコストモデルの価格競争は熾烈です。少しでも製造コストを抑えるためにお客のニーズである冷房能力はしっかり搭載しつつも優先度の低い暖房能力はバッサリと削られています

ポヨヨン
ポヨヨン

夏の暑い日に暖房能力の事を考えるだけで汗が出そうですが
暖房器具としてエアコンを選ぶ場合は暖房能力を見て購入しましょう

エアコン暖房の能力を見るポイントは「低温暖房能力」

家電量販店で2つのエアコンA、Bどちらの暖房能力が高いのか比較をする場合、見るべき所は「低温暖房能力」です。

カタログにもしっかり記載がしてあります。

ローコストエアコンカタログ値
クリックで拡大できます

この低温暖房能力(暖房低温能力)値は外気温が2℃の時の暖房能力を表していて

この機種の能力値は2.9kW(2,900W)です。つまり最大消費電力1,220wを使用して(600Wの電気ストーブなら約5台分の熱量にあたる)2,900Wの熱を生み出します。

実はこれ・・凄い事なんです。

例えて言うなら・・・

「電気ストーブ」という名のレストランでは1,220円払えば1,220円分の料理しか出てきませんが

「エアコン」という名のレストランでは1,220円払うと2,900円分の料理が提供されることを意味します。

お値段以上の料理が出てきてお腹いっぱいになれます。

だからエアコンを上手に使えばは暖房費の節約になるのです。

ハイエンドモデルとローコストモデルの違い

*2021年モデルの比較です

ローコストエアコンとハイエンドエアコンの比較
クリックで拡大できます

暖房能力は圧倒的な差ですね。

ローコストモデルは購入時期にもよりますがハイエンドモデルの3分の1以下の価格で購入できます。

価格が安いのはお掃除機能が搭載されていないだけではありません。

暖房能力がバッサリカットされています。

1グレード大型の機種を選択しても暖房能力は足りません

家電量販店でエアコンを選んでいて店員にこう言われた事はありませんか?

「部屋の断熱性能が低い場合は この機種ではパワーが足りない可能性もあるので、1サイズ広めの部屋に対応した機種を選びませんか?」

確かに6畳の部屋に8畳用の1サイズ大きな機種を取り付ければ猛暑でも涼しく、極寒でもポカポカになると思いますよね。

ローコストモデル10畳用でもハイエンドモデル6畳用の暖房能力に及ばない
クリックで拡大できます

結果は、2サイズ上の10畳用のモデルでも6畳用ハイエンドモデルの暖房能力に及びません。

しっかり能力値を見て機種を選ぶ必要があります。

まとめ

夏の冷房はちゃんと効くのに冬の暖房が効かないのは暖房能力が不足しているからです。

エアコンと石油ファンヒーターを比べたら冬の暖房費用は4分の1。節約の為に積極的に使っていきたいところですが寒くては意味がありません。

暖房器具としてエアコンを選ぶ際は「低温暖房能力」を指針として選びましょう。

次のブログでは暖房能力が高くてもお値打ちなモデルの紹介や、いつエアコンを買ったら安いのかといった購入に関する解説を行いますので是非ご覧になってください。

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ポヨヨン
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