ざっくり3行でいうと
1 所得が少ないにも拘らず貯蓄額を聞くとびっくりするほど貯金をしている人がいます
2 貯金が得意な人となかなか貯まらない人の違いを解説します
3 貯金が得意な人の生活習慣を紐解き、今日から行える貯金を増やす方法を解説します
貯金がなかなか増えないと悩んでいる人はある習慣によってお金が溜まりにくいライフスタイルになっていると思います。
これは収入の大小は関係ありません。
収入が少なくても貯蓄額が増えている人は居るからです。
とりわけ お金がなかなか貯まらない人は節約ができない習慣があるのかもしれません。
今回は貯金が得意な人がやらないNG習慣とその解決策、節約のコツを紹介します。
皆さんの貯蓄UPのお手伝いが出来たら嬉しいです。最後までよろしくお願いします。
貯金が得意な人がしない3つのNG習慣
外食の割合多い
仕事が遅くなった会社帰りの夕食から友人や会社の同僚に誘われて食べに行く場合等、外食といっても様々ですが食事は生きる上での習慣なので慣れてしまうとなかなか無駄遣いをしているという認識が希薄になってしまいます。
1週間に何回外食をしているでしょうか?例えば毎日のランチと金曜の夜の夕食だとします。
ランチの費用は1日800円、金曜の夜は同僚とお酒も飲む為 3,000円としましょう。
これだけで週に7,000円の外食に支払っています。月額は28,000円になります。
夕食を金曜以外も外食で済ませていたら月額30,000円は軽く超えるのは容易に計算できると思います。
もし毎日のランチをコンビニのお弁当に変更し、飲み物は自前で用意して付き合い以外の外食は行わないようにすればこれだけで毎月1万円は貯金を行う事が出来ます。
衝動買いが多い
貯蓄が得意な人は衝動買いをしません。
もしあなたが前回の買い物をした時に予定外の購入があった場合は要注意です。
以前から狙っていた物がセール中になっていたから衝動買いしちゃった!という場合も同様です。
買ってから中身も確認せずに部屋の隅でホコリをかぶってるモノはありませんか?
その場合、記憶は無くても必要性からの購入ではなく衝動買いした可能性が高いです。
衝動買いは服や趣味の買い物だけではありません。コンビニの買い物も要注意です。
コンビニに公共料金の支払いをしに行っただけなのにコンビニを出たときに何故か記憶にないプリンやケーキを手に持っている事はありませんか?
これも衝動買いの一種ですね。
ポヨヨンも経験があります。
衝動買いは良くない事だと分かってはいても、その時は必要という判断を下して購入しているわけですから、この行動にブレーキをかけるのは容易ではありません。
月の収支が把握できていない
毎月の収入から水道光熱費や住居費、スマホ通信費やその他固定費を引いたあなたが自由に使えるお金はだいたいいくらなのか知っていますか?
その金額を30で割れば1日当たりの金額が見えてきます。
実際に計算してみたら「意外と多い!」と思う方もいるかもしれませんが全部使ったら貯金は増えません。ここから1/3を貯金すると仮定して1日当たりの使用可能金額が見えてきます。
しかし実は重要なのはこの金額の大小ではありません。この金額を覚えているかどうかです。
貯金が得意な人は1日に使える金額を把握しているので衝動買いしたくなる場に居合わせても、その行動にブレーキがかかります。
これによって金額の大きなものは衝動買いがなくなり計画的な買い物ができるようになります。
貯金を殖やすために今日から始めたいこと
貯金を殖やすためには日々の節約が重要になります。
ではどこから始めたらよいでしょうか?
最初に手を付けるべきなのは、「食費」です。
それは食費が家計の占める割合の中で2番目に高い項目だからです。
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大きな買い物の衝動買いを我慢するより、1日数百円の節約の習慣で月に1万円の節約につなげる作戦ですね。
外食やコンビニ利用を減らす
外食を減らす最も有効な方法は自炊を始める事です。
とはいっても、いきなりクタクタな状態で会社から帰って来て自宅で包丁を持って肉や魚を煮炊きする必要はありません。
レトルト食品やスーパーのお総菜を利用して短時間で簡単に夕食を取る方法を実践して下さい。
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ランチの場合は簡単に自炊というのは難しいですが、 スーパーが近くにあるならお弁当の購入場所をスーパーに変える方法もあります。
コンビニと比べて2~3割は安く購入できますよ。
外食を減らすのと同じくらい効果があるのがコンビニの利用を減らすとです。
スーパーとコンビニの価格差は15%もあります。
飲み物はをいつもコンビニで買う人は、スーパーで同じものを買うだけでずいぶん節約できます。
また、水筒を使って飲み物は自前で用意するのも1つの方法ですね。
スーパーで飲み物を買っておいて持ち込む方法が最も簡単ですが、水筒をつかって飲み物を自宅で用意できれば節約もはかどります。
2020年に政府が公表した統計によると単身者の1か月の平均食費は44,348円でした。
少々乱暴な試算ですが仮に食料品を全てコンビニで買っていたと仮定し、それを全てスーパーに切り替えると1か月の平均食費44,348円の15% 約6,650円が節約できます。
年間にすると 80,000円の節約が可能になります。
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外食とコンビニの利用を減らす習慣を身につけるだけでだけで貯金を増やすことは簡単にできるんです。
先取貯金で貯金と収支の把握する
確実に貯金を実行する方法として紹介したいのが先取貯金とよばれる方法です。
これは毎月の給料日に手取り額の2割~3割を天引きする形で別の銀行口座に移し、そして収入は残った7割~8割しかないものと考えて生活をする方法です。
この方法では天引きする時点で月間の予算を把握することもできるので衝動買いのブレーキの役目も果たせませます。
まとめ
貯金が得意な人が行わないNG習慣
1、外食の割合が少ない
食事は毎日の事なので高コストな外食をしていてもそれが日常になると慣れてしまって気付きにくくなってしまいます。
自炊の習慣を身に着けて外食の割合をセーブしていくことから始めましょう。
2、衝動買いをしない
服や趣味の物など、以前から狙っていた物がセール品になっているとついつい衝動買いしたくなるのは理解できます。
貯金が得意な人がこの衝動買いにブレーキをかけているのは月の収支を把握しているからです。
3、月の収支を把握している
月に使える予算を把握していると衝動買いを抑える事も出来ますし給料前なのに大ピンチ!なんてこともありません。
貯金を行うモチベーションを高める為にも先取貯金で天引きし、収支の把握も行っていきたいですね。
最後までお読みいただきありがとうございます。