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一人暮らしをする上で知っておきたい固定費の目安と節約方法

一人暮らしをする上で知っておきたい固定費の目安と節約方法

ざっくり3行でいうと

一人暮らしの1か月の平均消費支出は 197,000円

節約を始めるなら固定費の節約がおすすめ。それは固定費を一度削減すれば毎月継続して効果が得られるから。

サブスク、住居費、通信費、電気代の節約方法を解説

一人暮らしを行っていくうえで毎月どれ位の生活費が必要なのでしょうか?今回は一人暮らしを行うための毎月の支出の目安と固定費の節約方法について解説していくので参考にしてみてください。

一人暮らしの生活費はみんなどれくらい?

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政府の発表している家計調査(2020年)より、働いている人(一人暮らし)の1ヶ月の平均消費支出(生活費)は約197,000円です。

消費支出の多い順から住居費(家賃)、食費、教養娯楽と続きます。

用途分類 支出金額 消費支出の割合
住居費* 58,788円 20.3%
食費 40,235円 13.9%
教養娯楽 17,921円 6.2%
交通 14,665円 5.1%
光熱/水道費 10,405円 3.6%
通信 8,673円 3.0%
被服及び履物 6,374円 2.2%
保健医療 5,714円 2.0%
家具・家事用品 5,377円 1.9%
その他の消費支出 29,077円 10.1%
消費支出合計 197,229円
毎月の貯蓄金額 92,011円 31.8%

*住宅費は一人暮らしの一般的な広さの目安になる1DK(専有面積35㎡)の1ヶ月の賃料が58,788円を使用しています。
民間の賃貸の家賃平均は「住宅・土地統計調査 住宅及び世帯に関する基本集計」(平成30年)からもとめています。

出典:e-Stat 統計でみる日本 家計調査2020年住宅・土地統計調査 住宅及び世帯に関する基本集計

毎月の貯蓄金額の平均は手取りの約32% 92,000円

一人暮らしの毎月の平均貯蓄額はどうでしょうか?

毎月の貯蓄金額は手取り収入から消費支出を引いた残りになり約92,000円で手取り収入の約32%です。

えぇ~!毎月10万円近い貯蓄をしているの? という驚きの金額ですがこれは平均値だからです。

別の統計では手取り年収300万以下の場合貯蓄していない世帯が55%もいますので今貯蓄できていなくても心配しないでください。

出典:金融広報中央委員会 家計の金融行動に関する世論調査

手取りが20万円でも節約すれば貯蓄はできる

しかし見方を変えると手取り収入が20万円で平均的な生活をするなら毎月3,000円を貯蓄に回すことができるという事です。

月末はハラハラしそうですけどね!

この場合消費支出の中で割合の高い項目から節約すれば貯蓄を増やすことができます。
例えば・・・

  1. 住居費を平均値より1万円安い賃貸に引越し
  2. 食費を10%節約
  3. 5%の固定費の節約(娯楽教養費、水道光熱費等)

を行う事で生活がグッと楽になります。

因みに1~3を実践できれば毎月1.5万円~2万円位の貯蓄が可能です。

固定費の削減方法

使っていないサブスクリプションは解約しましょう

使っていないサブスクリプションは解約しましょう

ここでは固定費の節約方法について解説します。

サブスクリプション・・通称サブスクといわれる月額課金制のサービスですね。

マンガ・楽曲・ゲーム・本・動画・雑誌など課金額は毎月数百円からなので気軽に契約しがちです。

その漫画を読みたいだけで契約したつもりが月額課金制で最悪なのはその後サービスを使っていないのに月額課金を払い続けているケースです。

ポヨヨン
ポヨヨン

僕も抱き合わせで契約させられてたサブスクを3年位忘れてました

こんな場合はサブスクを解約しましょう

そもそも使っていないサービス

クレジットカード明細や口座明細を確認してみましょう。
契約している自覚すら無い可能性があります。

そもそも使っていないサービス

サブスク契約しているからそのサービスを使用しよう!と考えてしまう場合の事です。

つまり契約していなければ他の方法で代替できてしまうサービスの事ですね。

そのサービスが「必要」だと勘違いしているともいえます。

複数の契約先で同種のサービス契約をしている場合

動画や楽曲の見放題、聞き放題サービスは共通していることが多くかぶりがちです。
   
Amazonだけでしか観られないものやNetflix独占配信等、簡単に割り切れない事であるのも事実ですが2の場合を照らし合わせ検討していく必要があります。

テレビが最近面白くないと思っている人

日本に住んでいるとテレビを持っているだけでNHK料金が発生します。

国の運営するサブスクですね。

支払方法によって異なりますが月額2,100円前後です。

皆さんご存じだとは思いますがNHKは家にテレビがあったり、ワンセグの観れるスマホを持っているだけで支払い義務があります。

解約する場合はテレビを廃棄するかリサイクルショップに売却しなくてはなりません。

ポヨヨン
ポヨヨン

僕はテレビを断捨離してAmazonプライム1本にしました

住居費を下げる方法とは

住居費を下げる方法とは

賃貸の場合住居費を下げる最も効果的な方法は引越しです。

上の表にもある様に生活支出の中で最も多くを占めているのが住居費(家賃)です。

賃貸の検索サイトで調べればすぐに分かりますが平均値から1万円安い賃貸を探すことは難しくありません。

しかし安い所を探したからといって次の週末に引越し!・・と簡単に行動できないのも事実です。

半年後をターゲットに引越しを行う計画を立ててはいかがでしょうか。

東京の格安賃貸(3万円台)に住んでみたレビュー

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インターネット(固定回線)を節約する方法

インターネット(固定回線)を節約する方法

自宅に引いている固定のインターネット回線の節約方法は安価なISP(インターネットサービスプロバイダー)に変更したり、プランの見直しをするのが1つの手です。

とりわけNTT東西のフレッツ光を利用している場合はIPV6接続を選択するのをお勧めします。
* IPV6 接続では 通信速度がISP に依存しないのでIPV4接続の様なISPのバックボーンの違いを意識する必要はありません。

使用していないサービスは解約しましょう!

固定電話が家にある方は少し考えてみてください。

前回電話が鳴った時はいつですか?

半年以上前で、しかもそれがセールスの電話だったりしたら解約を強くお勧めします。

プランによって異なりますが固定電話の費用は月額500円~からです。

またISPの見直しを機に使っていない各種オプションサービスの見直しも行いましょう。

オプション例

1、ISPが提供しているメールサービス

2、メールのウィルスチェックサービス
  *1用のサービスなので1を解約すれば不要なサービスです。

3、PCやスマホの操作について相談できるサポートサービス

電力会社を乗り換えて電気代を節約しましょう

電力会社を乗り換えて電気代を節約しましょう

2016年から始まった電力自由化。電力会社を変更するだけで簡単に節約が可能です。

では実際の所どれくらい節約できるのでしょうか?

電力会社の比較サイトをみると「年間25,000円も節約できます!」

と書いてあったりしますが、これは4人家族以上の場合です。

一人暮らしの場合はそもそも電気の使用量が少ないので年間10,000円の削減も難しいと思います。

実際の削減金額は大手電力会社から乗り換えた場合最大でも5%~7%位の削減で、1ヶ月 5,000円前後の電気料金だとすると250円~350円位の節約額になります。

1食のランチ代にも満たない金額ですが1度乗り換えれば以降は何の苦労もありませんので乗り換える価値は十分にあります。

電力会社 シン・エナジーでは更なる電気料金の削減が可能かも?!

シン・エナジーでは夜間や休日に電気を多く使う人にお得な「【夜】生活フィットプラン」

昼間に電気を多く使う人にお得な「【昼】生活フィットプラン」

という あなたの生活サイクルに合わせて夜間や休日、昼間が割安なプランが用意されています。

割安な時間帯から外れた電気料金は割高に設定されているので注意が必要ですが、電気で衣類乾燥機を使用している場合は電気料金が割安な時間帯に行う事で電気料金を節約することが可能です。

【シン・エナジー】料金プラン

まとめ

一人暮らし世帯の1か月の消費支出の平均は197,000円です。

また1か月の平均貯蓄金額は90,000円ですですが年収300万(手取り)以下の場合は半数以上が貯蓄できていません。

消費支出の多い住宅費や食費、固定費を節約すれば毎月の貯蓄額を増やすことが期待できます。

中でも固定費を一度削減すれば毎月継続して効果が得られます。

固定費はサブスクリプションや住宅費、インターネット回線や電気代、そしてNHK料金です。

ポヨヨン
ポヨヨン

最後までお読みいただきありがとうございます。

-節約術